こんにちは、iPhone&iPad修理のmobile.com成田店です。
本日の修理にお越し頂いたお客様のご紹介です。

千葉県の成田市から近くにお住まいの30代女性の方です。
ご家族で公園に遊びに行った際に浅い水遊びのできる場所があり、お子さんと一緒に水遊びをしていたところ、
お子さんの写真や動画を撮るのに夢中になってしまいうっかり足元を滑らせて転びそうになってしまったそうです。
幸い転ぶのは回避できたそうですが、手元にあったiPhone7を水の中へ落としてしまったようです。
足元が石だったこともあり、フロントの画面にヒビが入ってしまい、画面修理かぁとため息をついていたのも束の間、
ホームボタンを押しても画面が固まってしまっていて、
電源を入れ直してもうまく動かず、防水では無かったのかと!?顔面蒼白になってしまったそうです。

水没した時にはすぐに分解して水分を飛ばすことが重要です。
お預かりしたiPhone7を分解したところ、中には大量の水分が入っており、一部のネジが既に錆び始めていましたが、
幸いにもメインロジックボードのショートは見られず、エタノールでの超音波洗浄と完全乾燥をした後、
フロントパネルを交換の作業をすることで、データも機能も元通りご利用頂ける状態に戻せることができました。

お客様は、ダメ元でのお気持ちが強かったようで、無事に直った端末をお見せしたところ大変お喜び頂けました。
iPhoneはフロントパネルとフレームの間に粘着性の高い防水テープが貼られており、生活防水が施されております。
多少の雨や水が掛かった程度でしたら、内部への侵入を防ぐことが出来ますが、お風呂やプールなど深さがある水溜まりに落としてしまうと水圧に耐えられず、
中まで水分が入ってしまいます。特にお風呂などの水温が高いところでは防水テープの粘着力が著しく低下してしまい、容易に浸水してしまうため注意が必要です。

「iPhoneは防水だから大丈夫!」という概念は持たず、水回りに行かれる際にはしっかり防水ケースなどをご利用頂いたり、
前もって安全な場所に置いておくなどの対策を取られるのが、ベストだと思われます。皆様もiPhoneを水辺でご利用頂く際には、十分にお気を付けください。