こんにちは、iPhone、iPad修理のmobile.com成田店です。

本日の修理のお客様のご紹介です。
千葉県の山武市からお越しの40代の女性の方です。
昨夜、お友達とのお食事の後に帰宅後、少しほろ酔いのせいか入浴中に手がすべり、
iPhoneXSを浴槽に落としてしまい翌日慌てて駆け込まれたお客様でした。

「なんて馬鹿な事をしてしまったんでしょう、後悔してもしきれません」と不安気にお待ちになっていました。
SIMカードを抜いて、お米の中に入れるなどできる範囲でお客様も処置はして来たとの事でしたが、
iPhoneXSを分解してみると中には多量の水分がはいっており、ネジなど一部サビが発生してました。
水没した場合でも、今のiPhoneXSは防水機能があるので中に水が入らないと思われがちですが、
フロントパネルのフレームの間に粘着性の高い防水テープが貼ってあるのですが、
そのテープは熱に非常に弱く、お風呂などの温かい水に落としてしまうと
粘着力が著しく低下してしまい、水圧により容易に水分がiPhoneの中に入ってしまいます。
※当店で防水テープが貼ってある端末は一定の温度まで温めてからフロントパネルを開けておりますので
熱に弱いと言うことは実証されております。

運良くiPhone中に水分が入らないケースもあり、そのまま使える場合もありますが、
と段々と何らかの不具合な症状が出る事もありますので、水没させてしまった場合は、
当店の様な修理店に一度ご相談することをお勧めいたします。

万が一濡らしてしまった時の応急的な対処法としては、
電源を切る→付着している水分をできるだけ拭き取る→SIMカードを抜く→ドライヤーの冷風を3時間以上かける
ドライヤーで熱風を与えてしまうと内部が破損する為厳禁です。
→念の為バックアップをとる(いつ不具合になるか分からない為)→業者に確認依頼
あくまでも応急処置なので使用できる様になっても、必ず業者に依頼するのをお勧め致します。

絶対にしてはいけない行動としては本体を振ったり、
完全に乾いてない状態での充電は必ずやめて全て乾いてから行なって下さい。
携帯は小さなパソコンと一緒だと思い大切に取り扱う事が一番です。